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こちねこだより

  • 2021/03/20
  • こちねこびより第4号

ここのところ、こちねこびよりの名前みたいに春らしい穏やかな日が続きますね。
毎日がこんな感じだといいんですけどねー。
そういうわけにはいかないですよね。
皆様におかれましても良い毎日となっていれば幸いです。

さて、今回は春の猫の様子を少しお話ししますね。
春と言えば人間もワクワクする時期です。
(昨今はコロナでそれどころではないですけどね。)

 

猫にとっての春は、繁殖が始まる時期です。
日照時間が長くなることにより、自然とそうなるのです。
寒い時期に向かって子供を産むより、暖かくなる時期産む方が子供を育てやすいという、自然の流れなのでしょうね。

猫は大まかに2か月ほどで子供を産むので、春は出産シーズンでもあります。
ここのところ、こちねこにも「お腹が大きい子がいるけどどうしたら良いでしょう」と相談があります。
できれば産む前に保護してこちねこに預けるか、もしそれが間に合わなかったら餌付けをして人間に慣らして下さいと伝えます。

前者であれば、こちねこの施設で出産。
その後離乳まで育ててもらって母猫の避妊手術。
母猫が外に出たいのであればリリースするという流れを取ります。

後者であれば、出産後に母猫が子猫を連れてご飯を食べに来た時に子猫の頭数を確認後、
子猫→母猫の順で保護し、母猫は避妊手術後にリリースするという流れですね。

 

なぜリリースをするかというと、子供を産むくらいの年齢ですと、外で暮らしていた時期が長く
室内に入れてもストレスが多くなるからです。
暖かく過ごしやすい時期は窓を網戸にして開ける事も多く、外からくる匂いで出たくて仕方なくなる事でしょう。
手術をして、地域猫で暮らした方が幸せという事もあります。

そうそう、地域猫がいない地域はどこからともなく野良猫が来るんですよね。
猫はナワバリをもつ生き物です。
他から追いやられたり、新しい餌場を探す猫は、猫のいない地域を探しています。
堂々巡りなんですよね。
だったら地域の番猫として、長くいてもらった方が安定するんですよね。

 

前からいた子は網戸にすると、珍しそうに外を眺めたりしていますが、
最近の子はあきらかに外に出たいという行動や鳴き声を発します。
それも日にちが経てば無くなるんですけどね。
それまではストレスが多いのだろうなーと思いますが、ここは人間もガマンガマンです。

今現在、捕獲器も買い増して、出産を控えている母猫たちの為に貸し出しております。
小さな生命、一つ残さず救えれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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